ちんとんしゃんてんとん

好きな娯楽、ダラダラ日記、生活のことを書いている

【映画と私日記】熱を出した。

38度オーヴァーの熱を出しました。

つらかった。

 

3回病院に通った挙句、インフルではありませんでした。

熱もすぐ下がったけど、3回通った。

つらかった。

結果ただの風邪。

 

なぜ熱が出たかというと疲労だと思う。

 

今年から資格のための勉強をはじめ、

スヌーピーライフというアプリゲームをはじめ、

タバタ式トレーニングをはじめた。

家事、育児、仕事、映画に加えてスケジュールびっちり。

私はとても忙しかった。

 

平日夜は1日だけ映画館に行ってもいいという

夫婦間の暗黙のルールみたいなのがあるのだけど、

熱を出した前の週から疲れて、

それが身体が動かなくて出来なかった。

 

それでも、私は頑張って映画を観ていた、スマホで。

 

スマホ映画は私に映画充を与えてくれたが、

疲労も与え続けてくれた。

 

その結果が38.6度である。

改めて、たけえ。

 

楽しかったけど、その反動がでかすぎたので、

ちょっとこりた。ちょっとだけ。

体力がないと映画館に行けない。

今映画館で面白い映画がたくさんかかっているというのに、

この2週間、私は1本も観に行けていない。

本末転倒!本末転倒!

 

もうちょっと自分の体力に関して慎重になろう。

あと、スマホ映画鑑賞のために

スマホゲームばかり一人でしている夫のことも大切しよう。

そう思った。

『マッドバウンド 哀しき友情』『デトロイト』を観て思う、差別とその染みついた血。

ちょうど近い時期に『マッドバウンド 哀しき友情』と

デトロイト』を観ました。

どちらも黒人差別についての映画です。

とても暴力的。

 

この映画たちの反対とでもいうんでしょうか、

差別がなくなる方向の映画で、

去年『ドリーム』が話題になりましたが、

私はあまり乗り切れなくて。

 

っていうのは、それは一定の白人の黒人に対する

差別に関しての映画を結構観てきたんですけど、

自分がアジア人であることもあって、

白人と黒人しかいないような世界に

ウンザリしてきているってのがあります。

 

でも、反省しました。

この2本見て、映画でも何度でも

思い出させるぐらい描く必要性のあることなのだと

思い知らされました。

 

そしてさらに、これは現在でも続いているんだと

知らされることになるわけです…

  

miyearnzzlabo.com

 

『マッドバウンド 哀しき友情』は第二次世界大戦前後の話、

デトロイト』は1967年の話ですから、

その間20年ですが、一定の白人の黒人に対する差別は

変わっていることはあまりなく、

さらに町山さんの解説を読み、さらに絶望的な気持ちに。

 

どちらの映画も観て良かったと思える映画でした。

特に『マッドバウンド 哀しき友情』は

映画的にドラマチックで私好みの映画でした。

デトロイト』はあくまでドキュメンタリー風なのもあって、

映画的なドラマチックさがラストぐらいにしかないです。

怖い映画なのは『デトロイト』のほうですね…

 

***

 

人種はただあるだけで、差別するものではないのだと

感じ入ることになりました。

その違いはただあり、受け入れるだけが

私が出来ることなのだと弁えることが必要だと思いました。

 

それでも白と黒の世界に、ある程度の違和感は

まだまだあります。

それもあって、『ビッグシック ぼくたちの大いなるめざめ』は

とっても楽しみにしていたりします。

 

gaga.ne.jp

差別の話って実話が多いね。

『ロスト・エモーション』を観て思う、感情への認識。

【ネタバレっぽいところがあります。観る予定の人は読まなくてもいいかも!】

 

WOWOWで『ロスト・エモーション』をやっていたので

スマホ鑑賞いたしました。

「未体験ゾーン」でやっていたり、

タマフルで三宅隆太さんのベスト10入りしていたり、

ロケ地が日本ということもあり、ノリノリで観ました。

 

クリステン・スチュワートの美しさは

今更言うまでもなく(大好き大好き)

ニコラス・ホルトよぉ…

 

最近見返した『シングルマン』でも思ったんだけど、

ニコラス・ホルトの瞳の吸い込まれる具合ヤバイ。

そんな外見好みってわけでもないんだけど(失礼)

見入っちゃう人ですね。素敵でした。

 

 ***

 

この映画に出てくる登場人物たちは

遺伝子操作で感情をなくしているってことらしいんですが、

どっちかっていうと、感情の波を制御しているような印象。

人を殺したいほど憎しみを抱いたり、

何かを破壊してまでの欲求を抱いたり、

人生をかえてしまうような愛情を抱いたり、

そういうのが一切ない世界ってことのようです。

基本真顔のまんまなので、ちょっとギョッとするときある。

 

でも、暮らしている人たちは

感情というか、気持ちみたいなものはしっかりあって、

他人のそういうのを気遣う言葉もしっかり残っている。

 

それなのに、何故か

SOSっていう激しい感情をもつことが

感染症として扱われていて、そこが興味深くて。

 

この映画のなかでは

感情って伝染するっていう認識なんだなぁと。

確かに言われてみればその側面はある。

例えばもらい泣きとかもそれに当てはまる。

 

そして、もう1つ感情というものの認識の中で

気にかかったのがラスト。

 

ラストで、感情をほぼ失った人が

もう1度思い出したのかな?と思えるような描写があるのですが、

感情って記憶と深くリンクしているよね、確かに、と

思って、なんだかしっくりきました。

 

***

 

 ディストピアSF、特に管理社会の話においては

感情について描かれますね。

それゆえ感情に耽溺したように描かれることも多いと

思うのですが、この映画はそういうこともなくて

好感が持てました。

 

感情論的なものを見せられたような鑑賞後感があります。

米アカデミー賞 2018年ノミネートが出ましたね。

毎年お祭り騒ぎなのですが、今年も騒いでいきます。

 

www.huffingtonpost.jp

 

 

今年のノミネート アナウンスの映像は

とても凝っていて見ごたえありました。

それにしても、ティファニー・ハディッシュよく噛んでた気が。笑

なんとなく緊張感はいつもよりなかったのか、

むしろありすぎていたのか?

第90回だもんね。あったってことなのかな。

 

どうしても監督賞と撮影賞に胸が躍ってしまうタイプなのですが、

とりあえず監督賞の話をする。

 

監督賞いグレタ・ガーウィグの名前があって

「あ、『レディーバード』の監督ってそうだったの!?」みたいな。

グレタ・ガーウィグのこと好きなんですよね。

出てる映画おもしろいの多いし、

脚本も上手だなぁて思うし。

 

驚いたのは、ジョーダン・ピール監督。

『ゲットアウト』観れてないので、

観たさ具合が突き抜けましたね。

オールホワイト問題があったし、なんか皮肉っぽくていいね。

 

悲しかったのは、キャスリン・ビグロー

ノミネートされなかったことかな…

デトロイト』とても楽しみにしている。

 

***

 

撮影賞は、今回こそロジャー・ディーキンスを!

よろしくお願いいたします。

(誰に言っているんだ)

 

今年はチボがいないからいけるだろう!

とは思うものの、ほかの方々も

ベテランばっかりだしね…

 

それに、女性初ノミネーションになった

レイチェル・モリソンさんがいるし。

どうなるかな??

 

 ***

 

とこれまで、最多ノミネートで前評判高すぎな

ギレルモ・デル・トロ監督作『シェイプ・オブ・ウォーター』の

話をいっこもしませんでしたが、

彼のファンなので、とってほしい!心の底から!

 

でも、ここ近年のアカデミー賞の傾向として

前評判高いほど取れない、みたいなのあるからさ…

心配。

 

これでデルトロがアカデミー賞監督賞

作品賞をとったりしたら、

いよいよハリウッドはメキシコ移民なくして

良質な映画はとれませんからね!と、

色濃く表明することになりますね。

アメリカ、今大変なことになっていることもあって、

重ね重ね動向から目を離せない。

 

チャチャチャフィルムの今後ますますの繁栄を願っております。

(なにこの締め)

『勝手にふるえてろ』の自分の生活の肯定を、知らない人と一緒に感じてる嬉しさの話

去年の年末から話題だった『勝手にふるえてろ』を

観てきましたよ。

噂通り面白かったです。

 

松岡茉優ちゃんがとてもかわいく面白かったー

同じ会社で働きたかった。

というか、会社の同僚との関係性、

ひいては会社の女性社員の描き方にグっときた。

 

仲が良い同僚との関係って友情であり、

友情とはちょっと違った部分みたいなものを

感じることが、私にはあります。

別の人間だから「どうなんだろう?」って思う瞬間も、

そりゃあるんだけど、

それと同時にどうしようもなく楽しい瞬間もあって、

そういうのを別の誰かも感じたことあるんだと思うと、

とてもうれしかった。

 

やっぱり何でも友情っていいなぁって思うのです。

もともとの友達ともそうだけど、

同僚、夫婦、親子関係でも、友情みたいな感情って

大切にしていきたいなと改めて思えました。

 

***

 

あと、なんというか、自分のみっともない日々も、

【もちろん誰かにかけた迷惑とかは忘れちゃいけないと思うし、

反省は必須だけれども】

それでもアレはアレでやらかして、

そこから頑張ったから今があるんだと

自分だけコソっと肯定的に思ってもいいんじゃないかと思えた。

 

『サニー 永遠の仲間たち』で、

過去の自分を抱きしめるシーンがあるけれど、

せめて自分だけは自分を抱きしめるような時があっても

いいんじゃないか、ってそういうのを

肯定してもらえるのって、すごくいいなって思った。

物語の力ってすごいなと改めて実感した。

 

***

 

それにしても、渡辺大知くん演じる二がとても良かった。

 

あの最初のウザいアピールやアプローチは、

「ないわー」と思っていたけれど、

途中から溢れてくる、「好きだー!」感が

あぁかわいい、かわいすぎる、なんだあれなんだあれ。

 

ラストの喧嘩シーンも、よかった…

好き同士のお互いの気持ちをぶつけあうシーンって

好きなんだなぁっ。

あくまで正直で、あくまで感情に嘘をついていないことが、

愛おしく思える。

 

***

 

説明しすぎかな?と思うところもあるけど、

でも、すべて言語化してしまって

ハッキリ認識してしまう感じも

何かよしかっぽいなって思うし、

包み隠せずに全部説明してしまうのは

何か二っぽいなって思った。

 

それにしてもとても楽しい映画だった。

またいつか観たいなと思う日がきそう。

 


黒猫チェルシー/「ベイビーユー」(映画「勝手にふるえてろ」主題歌)

『ネオン・デーモン』を観て思う、私がエル・ファニングに抱く幻想の話

ネオン・デーモン』を観ました。

 

ニコラス・ウィンディング・レフン監督映画は

好きなものも多いので、楽しみにしていたのですが、

結果として乗り切れず…

 

理由を考えてみました。

レフンの映画ってすごくロマンチックだし、

ファンタジックだなって思います。

彼のロマンチックさやファンタジックさは

とても暴力的で強引で、

それがとても映画と相性がいいんじゃないか、

だからとても魅せられてしまうんじゃないか、と。

 

そこから考えると、今までの映画って

男性側の話が多かったので、

その部分に関しては暴力的なロマンチックさが

私にはすごく魅力的に見えたのですが、

今回の女性側の話では、

何だか食傷気味に感じてしまいました。

 

レフン監督自身はそこまで男性性だから女性性だから、

みたいな分け方をしている人ではないと思いますが、

私自身の感じ方として、暴力的なロマンチックさで

女性を描かれることに対して結構辟易しているんだと

ネオン・デーモン』を観て思いました。

 

男性側から見る女性の幻想的な部分とか、

そういうのに「もうええやろ」って思ってしまう。

レフン監督は元々が暴力的なロマンチックさ、ファンタジックさが

持ち味の人だから、あぁいう風になってしまっているから、

私の思っている嫌悪感の源とは別物であることはわかっているんだけど、

何だか今の私には受け入れられなかった。

 

もしかしたら、私自身がエル・ファニングに対して幻想みたいな

ものを抱いているからかもしれない。

なんとなく「ハリウッドの妹」みたいな幻想を根強く抱いていて、

それに関しての話だと混同しているのかもしれない。

(狙っている部分はあるとは思うけれど)

 

エル・ファニングを「ハリウッドの妹」と表現されてたのは、

確か『ハリウッド女子』だった気がする。

とても楽しい本

ハリウッド女子 (ぴあMOOK)

ハリウッド女子 (ぴあMOOK)

 

 

エル・ファニングじゃなかったら、

もうちょっと飲み込みやすい映画だったかもしれないな。

 


Sia - Waving Goodbye (Music Video)

 

それにしてもSIA無双。

映画のエンドロール使われてる率高すぎる気がする。

SIAの歌声が流れるだけで「なんかよかったかも」みたいに

なっちゃう効果が実証されてんのかいな!?って思ってしまうほど。

でも、分かる。SIAが好きだわー。

 

それにしてもレフン監督と好みが合うのか

それとも音楽担当のクリス・マルティネスと好みが合うのか

『ドライブ』の時はLOVEFOXXXだったし、

好きな女性ボーカルの曲が入っていると嬉しいものですね。

 

 レフン監督作品で一番好きなのはコレ

ブロンソン [DVD]

ブロンソン [DVD]

 

 トムハを好きなのも関係あるかもね。

 

あ、エル・ファニングのこと、嫌いじゃないです!

『アバウト・レイ』楽しみだな。

 

 

RAW~少女のめざめ~の公式HPの話

失神者続出と噂の『RAW~少女のめざめ~』が

2月2日に公開決定されたけど、

まだ公式HPが出てきませんね。

 


ベジタリアン少女は如何にして“食人”に目覚めたか? 話題作『raw~少女のめざめ~』2018年2月に日本公開[ホラー通信]

 

めーっちゃ気になりますけど、

私は十中八九失神する方だなって思っています。

けど観たい。気になる。

 

公式HPがないとどこの劇場でやるのかも

分からないから不便ですね。

せめてテアトル系とかTOHO系とかだけでも

アナウンスされれば目途もたつんですが。

 

気になるなー。

 

***

 

追記

 

できていました。

raw-movie.jp