『ザ・レイド GOKUDO』を観た。
監督・脚本:ギャレス・エヴァンス
撮影:マット・フラネリー
出演:ウコ・ウワイス
アリフィン・プトラ
ヤヤン・ルヒアン
ジュリー・エステル
個人的に観たい映画の公開日が
集中していた11月22日枠の1本。
前作『ザ・レイド』も映画館で鑑賞して
「くああっこいー!!」ってなってました。
私が観たのが住んでいた土地の関係で公開年が
都市部とズレていたので、その年の映画ベストには
入りませんでしたが、とても好きな映画でした。
今作はいかに。
シラット大盤振る舞い
今回もバトルシーンがかっこいいので、
それだけでもう満足ですよ。
かっこいいシラット(カンフーの一種なんだそうな)が
かっこよく撮られているのを観られるって
だけで、映画だなーって思ってしまう。
ということで私の好きなアクションシーンを
ランキングで挙げます。
5位 ラマ VS ハンマー・ガール&べースボール・バットマン
前作との違いの1つに敵のキャラクターが
やたら強力になっている印象があります。
ベースボール・バットマンって(笑)
でも、この人、バットだけじゃなくて
ちゃんとボールも使うんです!
4位 ハンマー・ガール 電車でひと暴れ
このハンマー・ガールを演じているジュリー・エステルさんは
どうやらアクション初めてだったらしいのですけど、
カメラワークもあってか、キャラクターとして
とても立っていたし、見応えありました。
同時進行に観せるベースボール・バットマンのシーンも
愉快でした。痛そうだったけどね。
3位 ラマ VS 壁
ただ鍛えているだけなんですけどね、
パンチが全然見えないの。
しかも壁がね、壊れてくの。
びっくりした。
2位 プラコン 狙われる
レイドシリーズの顔といえば主人公ラマのイコ・ウワイスさんと
このプラコン演じるヤヤン・ルヒアン(画像むかって右側の方)
前作と違う人でわざわざ出てくるって知らなくて、
最初観た時テンションあがりました。
イコ・ウワイスさんのアクションシーンでも思いましたけど、
武術の基礎の基礎がしっかり身体に叩き込まれているっていうのが
一挙一動で分かるっていう。
繰り出されるパンチとか私の動体視力じゃ全然見えないんですけど、
見ほれてしまうんですよ。かっこいい。
1位 ラマ VS キラーマスター
最高か!!最高なのか!!
観てる時、思わず「かっこいい…」って口から漏れた。
(鑑賞中はおしずかに)
レイドシリーズって、終わりになればなるほど
シンプルな戦いになっていくのが
私としてもとても好きな構成で
(銃より殴り合いが好き)
今回もいろんなアクションをみせてくれるだけに
1対1のシンプルなアクションシーンは
アクションがじっくり観られる分、見ほれます。
去年の『パシフィック・リム』香港戦にあたります。
(勝手な私感)
***
前作よりはお話らしいお話があるように思いますが
ストーリーよりもシラットが重要と思われる映画で、
「この人何を背負って戦っているか」っていうことが
ストーリーの一番重要な部分なのかなと思いました。
ストーリーの弱さを補うって意味でも、
ウチョ、エカといったアクションあんまりない勢も良かった。
顔でどんな人か分かるキャストを選んでいるって
分かるので、ギャレス監督すごいなと思いました。
日本人の役者さんも3人ほど有名な方出られていますが、
例に漏れません。
あんまり出番はありませんでしたが、
でも、存在感はあったと思います。
北村一輝さんの顔は濃いなあ。
確かに長いんですけど(146分)
それでも私はまだまだ観ていたかった…
レイティングの関係でカットされたのは
どんなシーンなのだろう。気になる。
ギャレス監督とイコさんの可愛い一枚でおわかれ。
イコ VS ヤヤンがみられるよ!
エレベーターからの一連のアクションシーンは
今年のアクションシーンの中でもとても好きなシーンです。