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ちんとんしゃんてんとん

映画感想と箇条書きと私

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を観る前にしておきたいこと〜マイケル・キートン編〜

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『6才のボクが大人になるまで』とどちらがとるかと

言われていたオスカーですが、

無事とりましたねー『バードマン』。

 

マイケル・キートンといえば主演男優賞とるか!?と言われていたのに、

エディ・レッドメインがとっちゃって、

スピーチの紙をいそいそと隠していたというのが

ネットニュースになっていましたが…

 

そんな『バードマン』の主役のマイケル・キートン最盛期である

バットマン』シリーズと『ビートルジュース』を観ました。

どちらもティム・バートン監督作品ですね。

字面でも分かる通り、バードマンはバットマンをもじっているそうな。

 

 

バットマンって沢山映画化、ドラマ化されているけど

正直観たことあるのは『ダークナイト』シリーズのみ。

 

これが歴代バットマンだ。 

History of Batman actors
 
マイケル・キートンってこの中だと確かにハンサムだけど、
分かりやすく男前とは言いづらいなあというイメージ。
てか、ジョージ・クルーニーってバットマンやってたのね。
 
そもそもビートルジュースが当たり役だった
マイケル・キートンバットマンをやるというときは
割とどうなの?って声もあったみたいですね。
 

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これがビートルジュース

テンション高くてまくしたてて喋る。

表情もくるくる変わる魅力的なキャラクターです。

この人が、こうなります。

 

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よく見たら、目と唇が一緒(そりゃそうだ)

 

ティム・バートンバットマン』観て、面白いなーと思ったのが

バットマンよりも悪役の方に感情移入しやすいというか

どんな人か分かりやすい作りになっていたところです。

 

バットマン、ひいてはブルース・ウェインはあんまりしゃべらないし、

彼の苦労話とかにあんまり時間を割かない。

でも、皆バットマンの話をしているんですよね。

それが余計バットマンをミステリアスなヒーローに

しているのかもしれない。

 

それにしても、 バットマン変身時の目のギラツキが怖い。

ブルース・ウェインは紳士でいい人そうなのに、

ちょっと狂気すら感じる武器コレクションなどの

二面性をバットマンの目で表してるなら、

マイケル・キートンはすごい俳優さんだなと思いました。

 

あんまり演技の上手い下手は分からない方だと思うのですが、

それでも、バットマンの目って印象的。

ビートルジュースからの振り幅から考えても

多分演技派の俳優さんなんだなと思いました。

 

ジャック・ニコルソンのジョーカーに負けないバットマンって

時点で、考えれば分かりそうではありますね。

ジョーカーも印象的だけど、バットマンも印象的。

 

てか、ビートルジュースとジョーカーって

ちょっと似ているね。白塗りなところとか。

 

***

 

話かわりますけど、

当時『バットマン』がどれほど人気だったか。

どうやら日本では『バックトゥザフューチャー』人気がすごくて

同時期に公開された『バットマン』はそうでもなかったらしいです。

 

そこらへんの話は↓のが参考になりました。


【WOWOWぷらすと】バック・トゥ・ザ・フューチャーはなぜ面白いのか|W流

 

それでも、アメリカ本国ではかなりの人気だったようで、

マイケル・キートンのキャスティングに批判的だったり、

暴力的すぎると批判されたりしたようですが、

それでもあまりあるぐらいには好意的な人が多かったよう。

要は大変な人気だったし、宣伝も大変なものだったようです。

 

そのお陰でティム・バートン自体が

バットマン』にはあまりいい思い出がなさそうです。

マイケル・キートンティム・バートン

バットマン』シリーズの監督を降りると同時に

バットマンから降りています。

 

***

 

『バードマン』では再起をかけた落ちぶれた俳優を

やっているマイケル・キートンですが、

それを「マイケル・キートン自身みたいだ」という話をよく聞きます。

でも、正直落ちぶれた俳優だなんてイメージが私には今でもないです。

アカデミー賞での佇まいだって、立派なものでした。

 当たり前のことですが、wikipediaと彼の若い頃の代表作3本では

彼の人生そのものを分かることはありませんね。

 

(『ニード・フォー・スピード』のマイケル・キートン

良い存在感でしたが、ちょい役ではキャリアとしては

いまいちなのかな…)

 

アカデミー賞でもちょっとネタになってましたけど、

アメコミ映画ってどことなく軽んじられる風潮があるのでしょうか。

俳優の人生って演技力とリンクしている訳ではなくて、

人気とかイメージとかそういうもので左右されるんだと思うと、

ちょっと怖くなりますね。

 

 

90分中ビートルジュースがちゃんと出てくるのは

45分以降からっていう。とても面白かったです。

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 『バットマン』よりも『リターンズ』の方が好きでした。

「どうやって撮ったの!?」「こんな撮影できるの!?」の

目白押し。とても楽しかったです。

 

 『バードマン』中にはシェイクスピアの『マクベス』の

台詞がでてくるらしいのですが、マイケル・キートンが出てる

シェイクスピア作品観といた方がいいのかな、と迷い中。