ちんとんしゃんてんとん

好きな娯楽、ダラダラ日記、生活のことを書いている

バック・ウィズ・エックス:元サヤに戻ってみる?【Netflix】

4組の元サヤに戻りたい彼氏/彼女たちを追っかけるというオーストラリアのリアリティ番組です。ナレーションはありますが、分かりやすく編集してあります。1週間デート(別々の部屋でホテル宿泊)→1週間同棲→1週間海外旅行という感じで、3週間かついやして元サヤに戻るかどうか決めるというもの。よくそんなところまでカメラ入って平気だなと思うこともあった。(あいのりでもそういうストレスあるって言ってたような)共感したり、イラっとしたりしながら下世話に楽しむ番組かなと思います。

元サヤに戻るって、恋愛系リアリティ番組の中でも下世話感が半端ないな!と思っていたんだけど、思った以上に”元サヤに戻る”っていろんなケースがあるんだなぁと思いました。当たり前なんだけど。

ロマンチックなものもあれば、「付き合ってられんわ」的なのもあった。各カップルについての感想を下世話にしていきます。先に名前を挙げた方がよりを戻したがっている方、後に名前を挙げた方が決断する方って感じですかね。

 

 

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最後の決断には触れていませんが、ある程度はネタバレしています。

 

ジェレミー(28)&メグ(28)

7年間、付き合ったり別れたりしていたが、ジェレミーがメグから逃げるように海外に引っ越した。それから4年後、ジェレミーからメグに元サヤに戻りたいと希望。

この二人が一番「どうでもいいわ!」ってなったカップルでした。というのも、口論の内容が本質的な問題について向き合うような話し合いをされてはいないため、水掛け論の挙句にどちらかがその場から逃走、というのがほとんどのパターン。仲が良い時はすごく幸せそうなだけに、何とも言えない気持ちにもなりますが、「これでよくまた付き合いたいと思ったな・・・」と正直思いました。

 

ピーター(57)&ダイアン(50)

遠距離恋愛を28年前にしていた。二人とも大きな子どもが2人ほどいて、1度離婚している。ピーターからの希望。

一番ロマンティックなカップル。運命の人が遠い国の人だったらどうする?というもの。オーストラリア在住とアメリカ在住のカップルなので、ほぼ地球の裏側状態。日常生活への態度に差はあれど、おおらかなピーターとキッチリしているダイアンでとっても良いカップルに見えました。

 

ケイト(22)&カム(24)

お互いに初恋人同士だったけれど、ケイトの浮気で別れた。3年後にケイトから反省し、よりを戻したいと希望。

可愛らしいカップルで、ほほえましい。どちらかというと親友よりのカップル。そのために、ケイトが浮気しちゃった理由も分からんでもない・・・カムはめちゃめちゃ可愛らしい子だけど、セクシーって感じではない。とはいえ、不誠実には変わりないので、そこをどう乗り越えるかって感じ。ケイトはめちゃめちゃサバサバズバズバなので、そこらへんも見ていて面白い。

 

エリック(32)&ローレン(36)

6年のお付き合いのうちに、6回分れた。エリックからよりを戻したがっている。

美男美女カップルなのだけど、エリックがローレンにいろいろ求めすぎて、そのままのローレンを否定していることすら気づいていないという、ダメ男。これは女性の多くはローレンの親友と同じ気持ちだったのではないかと思いました。エリックがそれなりの成長を示すんですけど、それなりなんですよね・・・最低な過去エピソードとして、ローレンの誕生日にお金と一緒に豊胸手術のパンフレットを渡した(ローレンが望んでいたわけではない)というのがあるんですけど、それがどれほど相手を否定するかということすら気づいていないのがげんなりしました。一番の見どころカップルだったと思います。

 

 

4者4様で面白かったです。気軽にスマホをたまにいじりながら観るにはちょうどいいかなと思えます。気軽にダラッと観られる。気楽に「わかる~」とか「イライラする!」とか言いながら、観るにはうってつけです。

どうでもいいんだけど、これがアメリカで作られるとしたら、人種がもうちょっと多様だろうし、ゲイのカップルとか入ってくるよなぁと思いました。というか、人種が異なるカップルやゲイのカップルが出てこないことによって、「あ、これアメリカの番組じゃない」と気づいたぐらい。そういう意識で観ていることを思うと、アメリカのエンタメって攻めてるというか、エンタメの第一線なんだなと思いました。