『百円の恋』を観た。
監督:武正晴
出演:安藤サクラ
テアトル新宿で鑑賞。
武正晴監督の映画は初めての鑑賞です。
安藤サクラさんはすごい女優さんだとは思っていましたが、
まぶた厚い女性として親近感を勝手に持っています。
サクラ!サクラ!サクラ!
恋愛映画と思われる映画は
とりあえず様子を見てしまうのですが、
あまりに「ロッキーだ!」という意見が多いので、
そりゃあ観るしかねーだろうって、観にいってきました。
面白かったです。
この映画の好きなところを挙げていきます。
好きな女優さんなんですけど、
今回のは違う安藤サクラさんを観られた気がしました。
ストレートに「かわいい女の子をする女の子」を
されていて、可愛かった。
安藤サクラさんの映画はちょこちょこ観ているはずなんですが、
こういう役は初めて観た気がして新鮮でした。
そして、ボクシングやっているところの
どんどんシェイプされていく姿は勿論なんですが、
トレーニングを重ねるにしたがって
鋭くなっていくパンチと視線が、しびれます。
②ボクシングトレーニング
失恋してからボクシングに主人公の一子は打ち込むのですが、
そのシーンの盛り上がりが本当に好きです。
カメラワーク、カット、音楽もかっこいい。
ここでふっと泣いてしまいました。
③衣装
一子の衣装がとにかくいいなあって思いました。
宮本まさ江さんという方がやっていらっしゃたみたいで、
お恥ずかしながら存じ上げなかったのですが、
衣装もされているそうです。
『バンクーバーの朝日』は乗れないところもありましたが、
美術に衣装はすごいなーと思った記憶があります。
***
どうでもいい話なのですが、
私はどうも恋愛体質なのですが、恋愛嫌いです。
ほれっぽいのですが、恋愛をすることが
何せ楽しくないので好きではありませんでした。
そういうのもあってか、
恋愛だけの映画ってどうも苦手です。
タイトルに「恋」と入っているものですから
身構えてしまっていたのですが、
観てみたら恋愛の話というよりは
ある恋をキッカケに痛みを受け入れた
女性の成長物語でした。
そういうのはとても好きです。
といってもボチボチあまり好きになれなかった
部分もあります。
だからといって、それがあのボクシングトレーニングの
シーンを曇らせるようなものではなかったです。
女性が大人になるためには何が必要か?
もしかしたら通過儀礼の1つが失恋なのかもしれません。
フィクションならではのラストの力強さが好きです。
しゅっしゅっしゅ♪と歌いたくなること請け合い。
今もたまに口づさんでしまいます。
SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム [DVD]
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: DVD
- クリック: 49回
- この商品を含むブログ (34件) を見る