2020年に観た、2020年公開の映画を並べてみた。
今まで順位をつけていたんですけど、なんか今年は好きとは違うけど気になる映画が多すぎて、順位をつける胆力を失った私にはミッションインポッシブルだったので、なんかざっくりしたカテゴリーに分けました。一応好きな順みたいな感じに結果としてなったので、つけるにはつけたのかな。
一言感想をつけました。
<とにかく好き>
*ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
最高の中の最高。ずーっと楽しい。
*もう終わりにしよう。
人の頭の映像化ってこんな感じと思う。
*おらおらでひとりいぐも
この国で生きていく女にとっての自由って何だろうか。
*はちどり
10代の女の子を描くことに関しての優しさと残酷さのバランスが素晴らしい。
*フェアウェル
遠い国なようで近い国なのだと感じられた1本だった。
*ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
ずーっと幸せ。最高峰の美男子がボコボコに振られるのは性癖に刺さった。
*オールド・ガード
シャーリーズセロンが好きなんです。アクションシーンで見える関係性が良い。
*ハスラーズ
JLoが好きなんです。映画としてももっと好きな人いてもいいと思う。
*フォードVSフェラーリ
最高の痴話喧嘩、そしてそれを観る私(ではない)
*幸せへのまわり道
いや‥あんた実はおこっとるやろ‥‥
*ハーフオブイット:面白いのはこれから
伏線が感情の反芻と相まって素晴らしかった。
*ハニーランド 永遠の谷
凄まじかった。こんな人がいるなんてね。
*透明人間
セシリア応援上映とかしたい。
*ストックホルム・ケース
人質解放?のシーンでの不思議な感動が忘れられない。
*82年生まれ、キム・ジヨン
クライマックスのシーンにまた頑張ろうと思えた。
<なんか本当面白かった>
*パラサイト 半地下の家族
狭いところに向かっていくのに、世界の見えないところを見たという驚きがすごい。
でも、全然いいことじゃない。
<思い出で賞>
お子と映画館で映画を楽しんだという事実だけで1位。その後ミラクルライトで応援してもらった。
<好きとは違うが、くせになる>
*海辺の映画館 キネマの宝箱
大林全開すぎて、まだどこかにいるんじゃないかと思っている。まだ観たい。
*ミッドサマー
誰かに神輿担がれるってめちゃめちゃ怖くない?
*スパイの妻
蒼井優凄くない?(おらおらでひとりいぐももお見事でした)
*Mank
「暗闇の中で人はそれを真実だと思い込んでしまう」というのは、今年一番刺さった台詞
*TENET
いまだに順行と逆行の仕組みすら分かっていない。
*The Crossing〜香港と大陸をまたぐ少女〜
なんかメロドラマっぽいけど、香港と中国の違いが面白くて良かった
*mids90s
全然私のための映画じゃないんだけど、だからこそ印象深かった。
*精神0
『人生フルーツ』でもそうだったけど、妻の方の今までの労力を思って何とも言えない気持ちに。もちろんそれだけではないのだけども。
*キャッツ
前評判の批評家の「ひどい」はある意味褒めていたのではないかとすら思う。
全然好きじゃないけど、たまに思い出す。
<面白かった>
*ロングショット 僕と彼女のありえない恋
可愛い!可愛い!ありがとう!
*ザ・ファイブ・ブラッズ
戦争はいやです その1。PTSDへの理解が深まった気がした。
*初恋
女ヤンキー憧れには良い映画でした。ベッキーありがとう。
*悪人伝
マ・ドンソクの満漢全席。ありがてえ。
*羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
ロシャオがどちゃくそ可愛い。フーシーの描き方がよい。
*エノーラ・ホームズの事件簿
10代だって政治関心あるだろうがよ!自分ごとだろうがよ!と、骨身に染みる。
*37セカンズ
この映画全体を通して流れる爽やかさが素敵。
*シカゴ7裁判
いろいろキャラ立ってて観やすかった。
*ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of prey
メインどころの女性、それぞれの戦闘がちゃんと強そうで特にそこが好き。
*チャーリーズエンジェル
あの船のシーンで好きになった。
*彼らは生きていた
戦争はいやです その2。なんか目が忘れられない。
*ペイン・アンド・グローリー
個人的な話なのに、普遍的にも見えて心に残る。
*ジョジョ・ラビット
大号泣シーンがありました。
*八つ
こんなに「ただ見守る」映画もあるんだね。
*ミスターロジャースのご近所さんになろうよ
「幸せへのまわり道」で言われてた聖人ぶりを感じた。
*魔女がいっぱい
アン・ハサウェイを観たかった。楽しかったです。
*1917 命をかけた伝令
当たり前なんだけど生活の先に戦争が起こるんやなとか思った。
*タイラーレイクー命の奪還ー
クリヘムとかっこいいアクションをありがとう。
*2分の1の魔法
ほろ苦いのすごい。
*ワンダーウーマン1984
クリスパインが可愛い。お別れから一連のシーンの美しさよ。だからこそ、残念。
<やや面白かった>
*ジョンFドノヴァンの死と生
1年に1回はドランのピュアネスを拝みたい気持ちに。
*キーパー ある兵士の奇跡
こういう話はどこまで本当なのか気になる。
*劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
伊之助可愛いなあ。
*ナイブズアウト 名探偵と刃の館の秘密
楽しく観られた。
<好みじゃなかった>
*劇場版SHIROBAKO
求めていたSHIROBAKOはこれではなかった。
*ザ・プロム
求めていたミュージカルではなかった。
*ジングル・ジャングル
衣装可愛かったけど、なんかどれもピンとこず。おばあちゃんが成功者っつのはいい。
*ディック・ジョンソンの死
好きそうなテーマなのに、こちらも刺さらず。
*ラブバード
愛を取り戻すには、弱い。
*デッド・ドント・ダイ
観た当初はなんとなく好意的に思っていたけど、思い返すとつまんなかったよなと味わい深い。
今年は本当に配信で観たのが多いです。14本が配信で観ました。コロナ禍なのもありますが、単純に忙しくて劇場にあまり足を運べなくなっていたので、配信映画が充実しているのは大変ありがたい年でした。過去に好きだった映画もよく観直すことができて、「ああぁやっぱり素敵〜」ってなったり、「あれ、思ったんと違う‥?」てなったり面白かったです。
映画館という場所に幾度となく救われたことがある人間ですが、今年はよりいっそう自覚することとなりました。映画館がなければ私は追い込まれていたと思います。(それを尊重してくれる家族のこともありがたい)映画館になるべく足を運んでいきたいと改めて思うところとなりました。今年も映画館も映画もありがとう。来年もよろしくお願いいたします。