する方を選んだ勇気ある人に私はなりたい(大豆田とわ子と三人の元夫のネタバレあり)
久しぶりに、定期的に文章を書いていきたい欲求が出てきたので、
いきなりだけど、『大豆田とわ子と三人の元夫」を観た話をする。
とてもいいドラマだった。
多面的なドラマだから、どこを切り取るかは人によるのだろうけど、私は「する方を選んだ勇気ある人々の物語」だと思った。だから感動したんだろうし、観て何週間か経っている今も、登場人物たちのことを時折考えたりしている。
上の文は荻昌弘さんの有名な映画『ロッキー』評の一説である「人生、するかしないかというその別れ道でするという方を選んだ、勇気ある人々の物語です」の引用になる。「なるほど、さすがプロの映画評論家、良いことを言う!」ぐらいの偉そうなことを思っていたけれど、『大豆田とわ子と三人の元夫』を見終わって何日かたった後、急に思い出され、理解が深まった気がした。その一文がいかに感動的か実感し、ドラマ内で知ることができる登場人物たちの選択1つ1つに改めて感動した。
とわ子が社長になると決めたこと
かごめが空野みじんこを復活させたこと
1人で生きる、そして三人で生きると決めたこと
唄がまた医者を目指すと決めたこと
他にも色々ありそうだけれど、その都度彼女らは選択をし、進んでいく。みんなとカレーパン食べられないなら社長になるんじゃなかったとか思いながらも、彼女らはそれぞれの選択をし、覚悟を決め、進んでいく。そういう人たちがいるというだけで感動的だし、それは私の背中をおす。
それにしても、しんしんかわいい。
実際いたら大分うっとおしそうだけど、あの感じを可愛くやれるのは才能か。顔がいいし、演技もうまいってことなんだろう。しんしんだけじゃなく、好きなキャラクターがおおい。もっかい観たい、というかもっかい会いたい。また彼女らの選択を噛みしめたくなる。