『クリード 炎の宿敵』「どっちも負けないで」映画っていいよね
今年劇場で観た1本目
楽しみにしていた、『クリード 炎の宿敵』
「ロッキー」シリーズを新たな主人公アドニスの物語として復活させ、世界中で好評を博した「クリード チャンプを継ぐ男」の続編。「ロッキー4 炎の友情」で、アドニスの父であり、ロッキーの盟友だったアポロ・クリードを葬ったイワン・ドラコの息子ヴィクターが登場し、アドニスが因縁の対決に挑む姿を描く。
(映画.comより)
正直待ち焦がれていた人も多いのではないでしょうか。
私も待っていました、炎の宿敵。
マイケル・B・ジョーダンが出てくるといっただけで
足が向かってしまうところ無きにしも非ず。
面白かったか
面白かったです。
私は『ロッキー』シリーズを、2までしか観たことがない
ような中途半端な人間なんですが、
そんな人間でもとても楽しめました。
好きなキャラクター
ドラゴの息子、ヴィクターくんですかね。
最初なんか嫌な奴っぽい・・・と思ってたんですけど、
ドラゴサイドの物語が進むたびに、
彼の強さが弱さにも見えてしまって、
最後の試合シーンでは、もう彼の今後を想って泣いてしまいました。
あの母親を探す眼差しの虚ろさが、たまらんばい。
ご飯何杯でもいける。
ボクシング映画で「どっちも負けないでー!!」って
気持ちになれるっていうのは、個人的にポイント高い。
アドニスも負けてほしくなかったけど、
ヴィクターも負けてほしくなかった・・・
関係性の対比と萌え
ロッキーとアドニス、ドラゴとヴィクターの
関係性の対比がまた見事だなぁと思いました。
特にロッキーとアドニスのキャッキャしてるのが・・・
尊い・・・・かわいいかよ・・・・
ドラゴとヴィクターの二人三脚感もよかったです。
ちょっと乗れなかったところ
演出に文句はないのですが、ちょっとアップ多くて
酔ってしまいました。
試合とかトレーニングでもない限り、アップが多かった。
そこらへん『アニー/スター誕生』を思い出した。
音楽も「いいなぁ」と思ったところと
「壮大すぎる・・・」と思ったところとあって、
特にアバンタイトルの音楽をあんなに壮大にすることないのでは、と。
そこだけ乗れなかった。
ほかにも俳優さん素敵!とか、
1回目と2回目のトレーニングシーン!とか、
よかったところは沢山あります。
これで、スタローンはロッキーを引退しちゃうんですねぇ。
とても寂しい・・・
あのロッキーの感じ、本当心温まるし、強くしてくれる。
もっと観ていたいと思ってしまうだけに、残念ですが、
それでも、素晴らしいロッキーをありがとう。