ちんとんしゃんてんとん

好きな娯楽、ダラダラ日記、生活のことを書いている

米アカデミー賞 2018年ノミネートが出ましたね。

毎年お祭り騒ぎなのですが、今年も騒いでいきます。

 

www.huffingtonpost.jp

 

 

今年のノミネート アナウンスの映像は

とても凝っていて見ごたえありました。

それにしても、ティファニー・ハディッシュよく噛んでた気が。笑

なんとなく緊張感はいつもよりなかったのか、

むしろありすぎていたのか?

第90回だもんね。あったってことなのかな。

 

どうしても監督賞と撮影賞に胸が躍ってしまうタイプなのですが、

とりあえず監督賞の話をする。

 

監督賞いグレタ・ガーウィグの名前があって

「あ、『レディーバード』の監督ってそうだったの!?」みたいな。

グレタ・ガーウィグのこと好きなんですよね。

出てる映画おもしろいの多いし、

脚本も上手だなぁて思うし。

 

驚いたのは、ジョーダン・ピール監督。

『ゲットアウト』観れてないので、

観たさ具合が突き抜けましたね。

オールホワイト問題があったし、なんか皮肉っぽくていいね。

 

悲しかったのは、キャスリン・ビグロー

ノミネートされなかったことかな…

デトロイト』とても楽しみにしている。

 

***

 

撮影賞は、今回こそロジャー・ディーキンスを!

よろしくお願いいたします。

(誰に言っているんだ)

 

今年はチボがいないからいけるだろう!

とは思うものの、ほかの方々も

ベテランばっかりだしね…

 

それに、女性初ノミネーションになった

レイチェル・モリソンさんがいるし。

どうなるかな??

 

 ***

 

とこれまで、最多ノミネートで前評判高すぎな

ギレルモ・デル・トロ監督作『シェイプ・オブ・ウォーター』の

話をいっこもしませんでしたが、

彼のファンなので、とってほしい!心の底から!

 

でも、ここ近年のアカデミー賞の傾向として

前評判高いほど取れない、みたいなのあるからさ…

心配。

 

これでデルトロがアカデミー賞監督賞

作品賞をとったりしたら、

いよいよハリウッドはメキシコ移民なくして

良質な映画はとれませんからね!と、

色濃く表明することになりますね。

アメリカ、今大変なことになっていることもあって、

重ね重ね動向から目を離せない。

 

チャチャチャフィルムの今後ますますの繁栄を願っております。

(なにこの締め)

『勝手にふるえてろ』の自分の生活の肯定を、知らない人と一緒に感じてる嬉しさの話

去年の年末から話題だった『勝手にふるえてろ』を

観てきましたよ。

噂通り面白かったです。

 

松岡茉優ちゃんがとてもかわいく面白かったー

同じ会社で働きたかった。

というか、会社の同僚との関係性、

ひいては会社の女性社員の描き方にグっときた。

 

仲が良い同僚との関係って友情であり、

友情とはちょっと違った部分みたいなものを

感じることが、私にはあります。

別の人間だから「どうなんだろう?」って思う瞬間も、

そりゃあるんだけど、

それと同時にどうしようもなく楽しい瞬間もあって、

そういうのを別の誰かも感じたことあるんだと思うと、

とてもうれしかった。

 

やっぱり何でも友情っていいなぁって思うのです。

もともとの友達ともそうだけど、

同僚、夫婦、親子関係でも、友情みたいな感情って

大切にしていきたいなと改めて思えました。

 

***

 

あと、なんというか、自分のみっともない日々も、

【もちろん誰かにかけた迷惑とかは忘れちゃいけないと思うし、

反省は必須だけれども】

それでもアレはアレでやらかして、

そこから頑張ったから今があるんだと

自分だけコソっと肯定的に思ってもいいんじゃないかと思えた。

 

『サニー 永遠の仲間たち』で、

過去の自分を抱きしめるシーンがあるけれど、

せめて自分だけは自分を抱きしめるような時があっても

いいんじゃないか、ってそういうのを

肯定してもらえるのって、すごくいいなって思った。

物語の力ってすごいなと改めて実感した。

 

***

 

それにしても、渡辺大知くん演じる二がとても良かった。

 

あの最初のウザいアピールやアプローチは、

「ないわー」と思っていたけれど、

途中から溢れてくる、「好きだー!」感が

あぁかわいい、かわいすぎる、なんだあれなんだあれ。

 

ラストの喧嘩シーンも、よかった…

好き同士のお互いの気持ちをぶつけあうシーンって

好きなんだなぁっ。

あくまで正直で、あくまで感情に嘘をついていないことが、

愛おしく思える。

 

***

 

説明しすぎかな?と思うところもあるけど、

でも、すべて言語化してしまって

ハッキリ認識してしまう感じも

何かよしかっぽいなって思うし、

包み隠せずに全部説明してしまうのは

何か二っぽいなって思った。

 

それにしてもとても楽しい映画だった。

またいつか観たいなと思う日がきそう。

 


黒猫チェルシー/「ベイビーユー」(映画「勝手にふるえてろ」主題歌)

『ネオン・デーモン』を観て思う、私がエル・ファニングに抱く幻想の話

ネオン・デーモン』を観ました。

 

ニコラス・ウィンディング・レフン監督映画は

好きなものも多いので、楽しみにしていたのですが、

結果として乗り切れず…

 

理由を考えてみました。

レフンの映画ってすごくロマンチックだし、

ファンタジックだなって思います。

彼のロマンチックさやファンタジックさは

とても暴力的で強引で、

それがとても映画と相性がいいんじゃないか、

だからとても魅せられてしまうんじゃないか、と。

 

そこから考えると、今までの映画って

男性側の話が多かったので、

その部分に関しては暴力的なロマンチックさが

私にはすごく魅力的に見えたのですが、

今回の女性側の話では、

何だか食傷気味に感じてしまいました。

 

レフン監督自身はそこまで男性性だから女性性だから、

みたいな分け方をしている人ではないと思いますが、

私自身の感じ方として、暴力的なロマンチックさで

女性を描かれることに対して結構辟易しているんだと

ネオン・デーモン』を観て思いました。

 

男性側から見る女性の幻想的な部分とか、

そういうのに「もうええやろ」って思ってしまう。

レフン監督は元々が暴力的なロマンチックさ、ファンタジックさが

持ち味の人だから、あぁいう風になってしまっているから、

私の思っている嫌悪感の源とは別物であることはわかっているんだけど、

何だか今の私には受け入れられなかった。

 

もしかしたら、私自身がエル・ファニングに対して幻想みたいな

ものを抱いているからかもしれない。

なんとなく「ハリウッドの妹」みたいな幻想を根強く抱いていて、

それに関しての話だと混同しているのかもしれない。

(狙っている部分はあるとは思うけれど)

 

エル・ファニングを「ハリウッドの妹」と表現されてたのは、

確か『ハリウッド女子』だった気がする。

とても楽しい本

ハリウッド女子 (ぴあMOOK)

ハリウッド女子 (ぴあMOOK)

 

 

エル・ファニングじゃなかったら、

もうちょっと飲み込みやすい映画だったかもしれないな。

 


Sia - Waving Goodbye (Music Video)

 

それにしてもSIA無双。

映画のエンドロール使われてる率高すぎる気がする。

SIAの歌声が流れるだけで「なんかよかったかも」みたいに

なっちゃう効果が実証されてんのかいな!?って思ってしまうほど。

でも、分かる。SIAが好きだわー。

 

それにしてもレフン監督と好みが合うのか

それとも音楽担当のクリス・マルティネスと好みが合うのか

『ドライブ』の時はLOVEFOXXXだったし、

好きな女性ボーカルの曲が入っていると嬉しいものですね。

 

 レフン監督作品で一番好きなのはコレ

ブロンソン [DVD]

ブロンソン [DVD]

 

 トムハを好きなのも関係あるかもね。

 

あ、エル・ファニングのこと、嫌いじゃないです!

『アバウト・レイ』楽しみだな。

 

 

RAW~少女のめざめ~の公式HPの話

失神者続出と噂の『RAW~少女のめざめ~』が

2月2日に公開決定されたけど、

まだ公式HPが出てきませんね。

 


ベジタリアン少女は如何にして“食人”に目覚めたか? 話題作『raw~少女のめざめ~』2018年2月に日本公開[ホラー通信]

 

めーっちゃ気になりますけど、

私は十中八九失神する方だなって思っています。

けど観たい。気になる。

 

公式HPがないとどこの劇場でやるのかも

分からないから不便ですね。

せめてテアトル系とかTOHO系とかだけでも

アナウンスされれば目途もたつんですが。

 

気になるなー。

 

***

 

追記

 

できていました。

raw-movie.jp

【映画と私日記】映画をスマホで観てみる

スマホで映画を観ることにしました。

 

 

やってみるまではかなり抵抗があったのですが、

やってみると意外と没入出来て、気に入りました。

音声はイヤホンで聞いていますし、

あまり場所や時間も選ばないっていうのはポイント大きい。

 

映画は大きい画面が一番っていうのは

変わりませんけど、

中途半端な大きさの画面よりは

ちょっと小さめなほうが集中できるかもしれない、

というのは思いました。

 

何よりテレビで鑑賞中だとついつい気になってしまうスマホ

鑑賞しているので、スマホをいじることがなくなりますね!

テレビはなんだかんだ誘惑が多いんですよね。

テレビって他のものも視界に入りやすいサイズな気がします。

 

一応私のものではないのですがタブレットがあるので、

夫の許可があればタブレット鑑賞にも挑戦してみたい。

 

ついでに今回はWOWOWオンデマンドで鑑賞しました。

とってもきれいだったので、そこのストレスもないです。
(ただアカデミー賞が終われば解約しますが)

Netflixではそんなにきれいなのを選んでないので

もしかしたら微妙かもしれないですね。

 

スマホ鑑賞でも、1本いっきに観られたらよかったんですけど、

時間もそれを許さないので、

不本意ですがちょこちょこ鑑賞にはなりますが、

観られないストレスがたまるよりはずっといい!

 

ということで、しばらくスマホ鑑賞を続けてみたいと思います。

2017年見逃した映画

どうしても観る本数が減っているので、

見逃した数も相当多く、

これは記録しておかなくてはいけない。

ということで、残しておきます。

 

パーティーで女の子に話かけるには
三度目の殺人
KUBO/クボ 二本の弦の秘密
スイスアーミーマン
たかが世界の終わり
ネオンデーモン
ダンサー、セルゲイ・ポニーニン 世界一優雅な野獣
ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
お嬢さん
アシュラ
コクソン
夜は短し歩けよ乙女
皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
わたしは、ダニアル・ブレイク
ラビング 愛という名前のふたり
海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~
作家、本当のJ.T.リロイ
ありがとう、トニ・エルドマン
サーミの血
人生フルーツ
疾風スプリンター
アラビアの女王 愛と宿命の日々
マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ
スノーデン
ホームレス ニューヨークと寝た男
シンクロナイズド・モンスター
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
ナイスガイズ!
クーリンチェ少年殺人事件
光をくれた人
ハードコア
カフェ・ソサエティ
光(河瀬直美監督)
キング・アーサー
怪物はささやく
セールスマン
GET OUT
メアリと魔女の花
カーズ/クロスロード
ビニー/信じる男
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
リベリアの白い血
ハイロー
ギミー・デンジャー
アトミック・ブロンド
女神の見えざる手
バリー・シール アメリカをはめた男
人生はシネマティック!
We Love Television?
猫が教えてくれたこと
ビジランテ
ルージュの手紙
エイリアン コヴェナント

2017年に観た、2017年公開映画で観たものに順番をつけた。

去年観た新作映画全てに順番をつけました。

netflixも入っています。

最後の追跡』は2016年のだけど入れました。

 

1 希望のかなた
2 パターソン
3 ムーンライト
4 ノクターナル・アニマルズ
5 花筐/HANAGATAMI
6 20センチュリー・ウーマン
7 ザ・コンサルタント
8 猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)
9 エル ELLE
10 ワンダーウーマン(2017)
11 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーミックス
12 マイティ・ソー バトルロイヤル
13 マグニフィセント・セブン
14 ベイビー・ドライバー
15 マンチェスター・バイ・ザ・シー
16 否定と肯定
17 スウィート17モンスター
18 最後の追跡
19 ブレードランナー2049
20 メッセージ
21 ライフ(2017)
22 ハクソー・リッジ
23 ジョン・ウィック チャプター2
24 ドリーム
25 パーソナル・ショッパー
26 沈黙 サイレンス
27 全員死刑
28 この世に私の居場所なんてない
29 スター・ウォーズ/最後のジェダイ
30 ジャスティス・リーグ
31 美女と野獣(2017)
32 ノー・エスケープ 自由への国境
33 LOGAN/ローガン
34 はじまりへの旅
35 オクジャ okja
36 gifted/ギフテッド
37 新感染 ファイナル・エクスプレス
38 モアナと伝説の海
39 美しい湖の底
40 スパイダーマン:ホームカミング
41 パトリオット・デイ
42 レゴ(R)バットマン ザ・ムービー
43 IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。
44 夜に生きる
45 カンフーヨガ
46 キングコング 髑髏島(どくろとう)の巨神
47 ワイルド・スピード ICE BREAK
48 SING シング
49 22年目の告白 私が殺人犯です
50 ローガン・ラッキー
51 パワーレンジャー(2017)
52 ドクター・ストレンジ
53 ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
54 美しい星
55 僕のワンダフル・ライフ
56 散歩する侵略者
57 ピートと秘密の友達
58 レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー
59 ダンケルク(2017)
60 オリエント急行殺人事件
61 ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
62 ラ・ラ・ランド
63 T2 トレインスポッティング
64 オン・ザ・ミルキー・ロード

 

1本1本話したいことがあるけれど、

それは辞めておいて、

私的にアキ・カウリスマキ、エミール・クリストリッツァ、

大林宣彦の新作が公開される年という忙しい事態だったんですが、

蓋を開けてみたら、ジム・ジャームッシュが強かった。

そこまで好き!って想いが強い映画監督ではなかったのですが、

『パターソン』は大切な1本になりました。

1位ではないけれど、時間が変われば1位になります。

 

希望のかなた』は本当に素晴らしかったです。

アキ・カウリスマキ自身はもう働きたくないとか

思っているところもあるかもしれませんが、

それでもチームや彼の映画を好きな人の為にも

撮り続けちゃってるのが、映画そのものな感じして

愛してしまいます。

日本へのサービス満載で、そういうところもかわいい。

ワサビは笑わずにいられなかった。

 

16位以上は全部1位とかでもいいんですけどね。

『ムーンライト』も『ノクターナル・アニマルズ』についても

好きすぎるのですが、それは持て余しつつ生きて行きます。

 

面白い映画も沢山ありましたが、その分

全然ソリのあわない映画っていうのも

ハッキリあった1年でした。

 

2018年も素敵な映画体験が出来たらいいなと思います。

2017年も映画よ、本当にありがとう。