ちんとんしゃんてんとん

好きな娯楽、ダラダラ日記、生活のことを書いている

『マッドバウンド 哀しき友情』『デトロイト』を観て思う、差別とその染みついた血。

ちょうど近い時期に『マッドバウンド 哀しき友情』と

デトロイト』を観ました。

どちらも黒人差別についての映画です。

とても暴力的。

 

この映画たちの反対とでもいうんでしょうか、

差別がなくなる方向の映画で、

去年『ドリーム』が話題になりましたが、

私はあまり乗り切れなくて。

 

っていうのは、それは一定の白人の黒人に対する

差別に関しての映画を結構観てきたんですけど、

自分がアジア人であることもあって、

白人と黒人しかいないような世界に

ウンザリしてきているってのがあります。

 

でも、反省しました。

この2本見て、映画でも何度でも

思い出させるぐらい描く必要性のあることなのだと

思い知らされました。

 

そしてさらに、これは現在でも続いているんだと

知らされることになるわけです…

  

miyearnzzlabo.com

 

『マッドバウンド 哀しき友情』は第二次世界大戦前後の話、

デトロイト』は1967年の話ですから、

その間20年ですが、一定の白人の黒人に対する差別は

変わっていることはあまりなく、

さらに町山さんの解説を読み、さらに絶望的な気持ちに。

 

どちらの映画も観て良かったと思える映画でした。

特に『マッドバウンド 哀しき友情』は

映画的にドラマチックで私好みの映画でした。

デトロイト』はあくまでドキュメンタリー風なのもあって、

映画的なドラマチックさがラストぐらいにしかないです。

怖い映画なのは『デトロイト』のほうですね…

 

***

 

人種はただあるだけで、差別するものではないのだと

感じ入ることになりました。

その違いはただあり、受け入れるだけが

私が出来ることなのだと弁えることが必要だと思いました。

 

それでも白と黒の世界に、ある程度の違和感は

まだまだあります。

それもあって、『ビッグシック ぼくたちの大いなるめざめ』は

とっても楽しみにしていたりします。

 

gaga.ne.jp

差別の話って実話が多いね。